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西遊記(さいゆうき)は、三国志(さんごくし)、紅楼夢(こうろうむ)、水滸伝(すいこでん)と並んで中国4大古典作品として中国のみならず、世界でも有名な小説です。西遊記は明清時代の呉承恩(ごしょうおん)が、中年(晩年という説もある)に書いた100話にのぼる超大作です。西遊記の作者呉承恩は幼いころから聡明で、想像力豊かな「天才」でしたが、成人してからは不運が続きます。西遊記は、呉承恩の「現実社会への不満、不安」といった様々な思いが込められている小説とも言えます。

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西遊記

西遊記の構成

西遊記は数多くの神、仙人、妖怪が登場し現実を離れた小説ですが、「西遊記」は実話をもとにして書いた小説です。中国唐代の第一僧侶とされている三蔵法師が(602年〜664年、法名は玄奘)今から1300年前、25歳の若さで当時の都である長安(今の西安)から出発し、遥か遠い天竺(インド)に経典を求めて旅を始めます。三蔵法師は長安を離れてから前後9年という長い歳月を経て、657部の経典を持って長安へ戻ります。西遊記はこの実話をもとにして、作者の豊かな想像力と才能によって生まれた作品です。

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西遊記の真実性

西遊記を知っている人は、孫悟空(そんごくう)、猪八戒(ちょはっかい)、沙悟浄(さごじょう)の三蔵法師の3弟子を知らないはずがありません。インドへの道は長く、様々な困難が三蔵法師と3人の弟子たちを待ち受けています。一行4人は、途中九九八十一難を経験しますが、よほど意志の強い人でなければなかなか続けられない苦難の長旅です。

三蔵法師(さんぞうほうし)

三蔵法師

どんなに大きな困難な前でも、どんなにおいしい誘惑があっても、インドに行って経典を国(中国)に持って帰る三蔵法師の意志は固いです。しかし、西遊記の小説の中で描かれている三蔵法師は、ある意味弱々しく女性のような一面があります。
西遊記の映画(日本の映画を指します。中国では男性が演じています)で、三蔵法師の役は決まって女性が演じていますが、これは三蔵法師が持っているもう一面の性格の証明でもあります。

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孫悟空(そんごくう)

孫悟空

西遊記の作品の中で孫悟空は、三蔵法師の一番弟子としてその活躍ぶりと功労は誰もが認めるほど大きなものです。72の技を習得している孫悟空はどんなに巧みに装っている妖怪でも一目で見破ります。子供たちの永遠のヒーローである孫悟空は、多くの夢を子供たちに与え続けています。スマップの香取慎吾さんが(西遊記の映画)孫悟空を演じて話題になっています。中国では「西遊記」という(全12話)ドラマで六小霊童という役者が孫悟空を演じ、一躍中国の大スターとなりました。

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猪八戒(ちょはっかい)

猪八戒

小説「西遊記」で猪八戒は、三蔵法師の二番弟子にあたります。西遊記の主要登場者の中で最も怠け者で欠点が多いのは、猪八戒です。猪八戒は元々天界で天の川の水軍を指揮する天蓬元帥(tianpengyuanshuai)でしたが、女癖が悪く、酔った勢いで広寒宮の嫦娥(じょうが)に強引に言い寄ったため、天界から追い出され地上に落とされました。西遊記の中で孫悟空に比べ物にならないぐらいパワーもなく、術もありませんが、なぜか人々は猪八戒が大好きです。意気地なしで、時には弱音を吐く猪八戒ですが、孫悟空が留守な時には三蔵法師を守る責任を果たします。

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沙悟浄(さごじょう)

沙悟浄

小説「西遊記」で沙悟浄は、三蔵法師の三番弟子にあたります。沙悟浄は孫悟空、猪八戒とともに妖怪たちと戦いますが、西遊記の中で沙悟浄の人物像は非常に薄く描かれているため、沙悟浄の名前すら覚えていない人もいるようです。三蔵法師の肉を食べれば不老長寿するという噂が流れ、三蔵法師は数多くの妖怪たちに狙われます。三蔵法師の意思がどんなに強いものでも(小説の中で)孫悟空、猪八戒、沙悟浄がいなければ旅の目的を果たすことはできなかったでしょう。京劇の演目で欠かせないのは、なんと言っても「西遊記」をテーマにしたものです。西遊記といえば孫悟空、京劇(西遊記)の中で孫悟空が如意棒を振るう場面は、観客を一番魅了するところです。

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  • 西遊記の概要
  • 西遊記の主要登場人物
  • 登場する敵妖怪
  • 西遊記のその他の登場人物
  • 登場する各種武器
  • 西遊記の西遊記と並ぶ中国の四大名作
  • 西遊記の魅力
  • 中国での西遊記人気
  • 中国と日本の西遊記ドラマ
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