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西遊記(さいゆうき)、紅楼夢(こうろうむ)、三国志(さんごくし)、水滸伝(すいこでん)は、中国4大名作(4大小説)とされています。この4つの小説は、文学的、芸術的に大きな成果を果たしただけではなく、これらの小説を通して当時の中国を知ることができます。また、その時代に生きた人々の生活様子、考え方なども分かることができる歴史的材料としても注目を浴びています。

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西遊記

西遊記(さいゆうき)

西遊記の主な内容は、中国唐(とう)の三蔵法師が遥か遠い天竺(インド)に経典を求めて旅をする話です。西遊記は、全書100話となっている長編小説ですが、作者の想像力に満ちた登場人物(妖怪、仙人、お化け)が多く、話の展開が分かりやすいので年齢に関係なく楽しむことができる作品です。特に、金団運(きんとんうん)に乗って空を飛んだり、いろんな人や物に変身したり、如意棒(にょいぼう)を振るって妖怪たちと戦う孫悟空(そんごくう)は、中国のみならず日本、そして世界の子供たちのヒーローです。西遊記の作者は、呉承恩(ごしょうおん)、中国准安府(今の江蘇省准安市)山陽の人で、1500〜1510年の生まれと推測されています。

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三国志(さんごくし)

三国志

三国志は日本で大変人気のある、中国の文学作品です。「マンガやアニメ、ゲームを通じて三国志を分かりました」という日本人が意外と多いようです。日本の漫画は世界でも有名で、アニメと漫画が好きで日本に興味を持っている欧米人は少なくありません。中国での日本の漫画、アニメの人気度も高いですが、何と言っても日本から中国に逆輸入した「三国志ゲーム」は非常に興味を持っています。

三国志の概略

「三国演義という小説を知っていますか?」多くの日本人はおそらく首を振るでしょう。三国演義(三国志通俗演義)」とは、中国「魏・呉・蜀」三国の歴史物語をまとめ直しして、三国志などの歴史から小説の筋に適合する情報を取捨選択すると同時に、加工した小説です。日本では三国志が有名ですが、中国では「三国演義」のほうが小説としての地位が高いです。三国志は、全巻65巻となっていますが、詳しく言うと「魏書」30巻、「呉書」20巻、「蜀書」15巻が含まれています。三国志の作者は、歴史家である陳寿(中国語でchentaoと発音、233年 〜297年)です。

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紅楼夢(こうろうむ)

三国志

紅楼夢は、中国清の時代の曹雪芹(そうせっきん)によって書かれた長編小説です。紅楼夢の最初のタイトルは「石頭記」でしたが、作者曹雪芹がある日「紅楼夢」というタイトルを夢見たことで「紅楼夢」にタイトルを直したと言われています。紅楼夢は賈宝玉(中国語でjiabaoyuと発音)、林黛玉(中国語でlindaiyuと発音)、薛宝釵(中国語でxuebaochaiと発音)の恋愛と悲劇な婚姻を中心に、賈家を代表とする4大家族の繁栄と衰退を描いた小説です。中国には紅楼夢を専門に研究する学科「紅学」があるぐらい、紅楼夢のファンは非常に多いです。紅楼夢が連続ドラマとして登場した時、夜のゴールデンタイムになると多くの人々はテレビの前に釘付けになりました。

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水滸伝(すいこでん)

三国志

水滸伝の作者は、施耐庵(中国語でshinaianと発音)と羅貫中(中国語でluoguanzhongと発音)です。水滸伝は、梁山泊(中国語でliangshanboと発音)と呼ばれるところに集まって一つの集団を形成し、庶民を苦しませている官僚たちと戦う英雄たちの話です。水滸伝には108人の豪傑が登場していますが、これは人間が持っている煩悩の数を表していて、作者が意図的に108という人物を描いたと思われます。水滸伝は120回にわたる長編小説で、登場人物と壮絶な戦いの場面が多いですが、文脈がはっきりしていて大変読みやすい作品として評判です。

水滸伝の評価

水滸伝は、中国封建社会の農民運動の発生と発展、そして失敗の過程と原因について語っています。水滸伝の最も大きな成果は、封建社会の腐敗と統治階級の贅沢な生活を暴露したことですが、当時の社会でこのような大胆な発言をすることはなかなかできないことです。勇気と正義感に溢れる作者だからこそ、このような行動ができたと思われます。また、貧困と飢餓で苦しむ百姓を同情し、庶民の立場で物事を考え、物を語る作者の姿勢は堂々たるものです。

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  • 西遊記の概要
  • 西遊記の主要登場人物
  • 登場する敵妖怪
  • 西遊記のその他の登場人物
  • 登場する各種武器
  • 西遊記の西遊記と並ぶ中国の四大名作
  • 西遊記の魅力
  • 中国での西遊記人気
  • 中国と日本の西遊記ドラマ
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